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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson Skoldpaddor(カメ) M ブルー 002
リサ・ラーソンがデザインした"SKÖLDPADDOR(フェルドパッドー=「カメ」)"シリーズのフィギュア、3つのサイズの中で真ん中のタイプです。
1969-1976年に制作されたもので、Mサイズはレッド・ブルー・グリーンの釉薬が掛けられたものが主流ですが、それぞれの色合いの個体差が大きかったり、素焼きのタイプも作られたりしました。
目や模様も、少しぼんやりしたものからはっきり書かれたものまで様々です。
生き生きとして今にも動き出しそうな首の角度など、デフォルメしつつもリアリティがあって、リサ・ラーソンの表現力の素晴らしさが見て取れます。
レッドと同じMサイズとしましたが、ブルー・グリーンは甲羅の直径が1cm小さくて模様も異なります。色々見比べると、ブルー・グリーンは基本的にこの大きさと模様で作られたようです。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Skoldpaddor | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1969-1976 | |
サイズ: | W10×D8(甲羅の直径)×H4.5cm | |
コンディション: | 甲羅のフチに付着物や素地の粗さがあります。釉薬が掛かっていて滑らかですが、それを少し考慮した価格。 傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 底の気泡穴を開けた際に中に素地のかけらが入ったので、振るとカラカラと音がしますが、このアイテムに高確率で発生するものです。 | |
注意事項: | ※色ムラ、微細な点や付着物、素地の粗さなどが発生しやすいシリーズですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。