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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Arena/アリーナ ボウル16cm 001
グスタフスベリで数多くの作品を生んだスティグ・リンドベリによるArena/アリーナ、深めのボウルです。
「Arena」は英語と同じで「アリーナ(競技場・劇場)」という意味で、多くのアリーナがそうであるように、円形をテーマとしてデザインされたシリーズです。
上から見た形は当然として、底にかけて丸まっていく曲線はとても美しく、リンドベリの美意識が感じられるものです。バックスタンプも円で表現されている独自のもので、統一性がありますね。
ブラウンに近い夕焼けのような濃いオレンジと、それを引き締めるこげ茶のラインの組み合わせには懐かしさも感じられ、一見シンプルながら完成度の高い仕上がりは巨匠リンドベリならでは。
厚手で、食洗器・オーブンも使用可能なものです。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Arena/アリーナ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1973-1978 | |
サイズ: | φ16.5×H10.8cm | |
コンディション: | フチに汚れ、内底と外側側面に多少のカトラリー跡がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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