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【アウトレット】GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Japan/ジャパン(Nippon) コーヒーカップ(ソーサーなし) 001
派手な配色がひときわ目を引く、グスタフスベリ社・Japan/ジャパンのコーヒーカップ&ソーサーです。
番傘のような旭光模様の上に紫の花が配置されていて、「KABUKI」や「GEISHA」といった、外国人のイメージするわかりやすい日本をテーマにしてデザインされたのでしょう。
フォルムはEmma/エマやTahiti/タヒチと同じでスティグ・リンドベリのデザイン、デコレートはこちらもEmmaと同じくパウル・ホフによるものです。
1つ謎があるのは、同じデザインでバックスタンプに「NIPPON」と書かれたものもあるということ。そちらは、VDNマークが付いていません。今回の掲載分は1973年頃まで使用されていたVDNマークがあり、Japanの製造が1971年からということを考えると、後に「Japan」→「Nippon」と名前を変えたのかもしれません。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Japan/ジャパン(Nippon) | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ(フォルム) | |
Paul Hoff/パウル・ホフ(デコレート) | ||
年代: | 1970年代 | |
サイズ: | カップW8.7(持ち手含む)×φ6.6×H6.5cm 容量約140ml | |
コンディション: | カップは内底に微細な黒点、高台の汚れ、外側側面の小傷があります。ソーサーがないためアウトレット価格となります。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。