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ARABIA/アラビア Hilkka-Lisa Ahola ボウル121 005
Hilkka-Lisa Ahola/ヒルッカ・リーサ・アホラがデザインした直径14cmのボウルです。
ARABIAのアートデパートメント(芸術部門)でハンドペイントにより制作されたもので、
きらびやかな装飾が施されてとても華やかな雰囲気。
彼女の他のデザインと比べてもひときわ細かく丁寧に模様が描き入れられています。
全体の色はオレンジ・ブラウン・ブルー・ターコイズ・グリーン系などがありますが、手描きの模様は多種多様。
似た模様があっても全く同じ模様を見たことがないので、あってもごくわずかか、1点ものの可能性も高いと思います。
おそらく信頼のおける絵付師たちに自由に描かせていたのでしょう。
アートデパートメントならではの作品です。
このシリーズでは
・HLA 120(キャンドルスティックφ11.5cm)
・HLA 121(ボウルφ14cm)
・HLA 122(ボウルφ19.5cm)
の3種は型番もあってある程度の量が作られたようですが、希少なφ29.5cmやφ34.5cmの大きなボウルも存在します。
こちらは全体的にダークな色合いですが、水色のドットや内側の模様の青紫色がきれいだったり。HLAデザインのKuutamoに似た配色です。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | |
デザイナー: | Hilkka-Lisa Ahola/ヒルッカ・リーサ・アホラ |
年代: | 1950-1960年代 |
サイズ: | φ13.8×H4.9cm |
コンディション: | 糸底に歪みがあるのを少々考慮した価格。 指ではじくと震え、押すと少し沈むという具合ですが、ひどくはありません。 傷はごくわずかで、とても良好なヴィンテージコンディションです。 |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地や釉薬の粗さ、色ムラ、歪みなどが発生しやすいですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。