- 北欧ヴィンテージのweb shop - pippuri(ピップリ)です。

※お客様お取り置き品のため、在庫があっても購入しないようお願いいたします。

フィンランドの代表的なガラスデザイナー、オイバ・トイッカがデザインした”Birds by Toikka"。
こちらは1983-1994年に制作された"KAJAVA(SEW MEW/カモメ)"です。
ボディは内側がホワイト、外側がクリアという二層のガラス。
頭・尾・底面の一部はクリアガラスで、頭とボディの境目はホワイトが混ざったミルキーな感じ。
くちばしはラスター(金属膜)で、順光で外側のカーキ色、逆光で内側のブラウンが見えてきます。
ボディのホワイトは光を透しませんが、逆光で置いてもやわらかい印象が素敵。
光の当て方に関わらず爽やかなイメージです。

バードの中では古い方で、脚付としてはSieppo・Kiikkuriに続く3種類目。
10年強生産されていたので、脚付の中では比較的手に入りやすいバードです。
コレクションの中に1体脚付があると、高さが出てバードたちの見栄えが良くなりますね。

カットサインは「Oiva Toikka　Nuutajärvi」で、Notsjöが無いので1990-1993年頃のタイプですが、
Nuutajärviシールは「WÄRTSILA FINLAND」とある1988年までのタイプ。
いずれもある年で完全に切り替えたわけではないようなので、その頃の過渡期の制作でしょう。

資料では当初Ｗ240×Ｈ19.5cm(SMALL)、後年にW33×H21cm(LARGE)が登場とあり、
こちらは少し横長のＷ27cmですが、高さからしてSMALLの方です。

用語の詳しい説明はこちら 　

ユーズドということ

　この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。

製造時の出荷基準について

　当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入（釉薬のヒビ）などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。

陶磁器・ガラス製品の個体差について

焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。

・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。　

について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。