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ARABIA/アラビア Niittykukka/ニーッティクッカ Valeriana Officinalis(セイヨウカノコソウ) 003
ARABIA・Niittykukka/ニーッティクッカのウォールプレート。Valeriana Officinalis(セイヨウカノコソウ)です。
Svea Granlund/スヴェア・グランルンド(SÅG)のデザインで、1950-1960年代にアートデパートメント(芸術部門)で制作されたシリーズ。
「niitty」=meadow(草地)の「kukka」=flower(花)という意味で、フィンランドの野山に咲く花が全24種類ラインナップされました。
同様のモチーフのBotanica(1978-1989)はEsteri Tomulaらしい少しポップなデザインですが、Niitykukkaは植物図鑑のようなテイスト。全て手描きで、素朴でやわらかい雰囲気が魅力です。
サイズは約10cm四方と約15cm四方の2種類がありますが、24種類の花はそれぞれどちらかのサイズしか作られなかったようです。
セイヨウカノコソウは英名でヴァレリアン。鎮静や催眠の効能もあるハーブで、オミナエシ科です。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Niittykukka/ニーッティクッカ | |
デザイナー: | Svea Granlund/スヴェア・グランルンド | |
年代: | 1950年代-1960年代 | |
サイズ: | W9.4×D1×H9.4cm 重量約200g | |
コンディション: | 傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地や釉薬の粗さ、顔料付着、貫入、歪みなどが発生しやすいですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 【金具の有無について】 断定はできませんが、これまで取り扱ってきた傾向から、 裏に穴無し→壁掛け用の金具が付属 裏に穴あり→金具無しで販売されたと思われます。 前者が薄い直方体、後者は裏にかけてわずかにすぼまっているフォルムなので、途中で変更があったのでしょう。 穴は斜め上に向かって空いているのでフックは掛けづらいかもしれませんが、元々の仕様ということで、金具あり or 穴あり(金具無し)による価格の差異はありません。 穴ありのタイプで金具による壁掛けをご希望でしたらご相談ください。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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