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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bla Husar/ブロー ヒュサール ティーカップ&ソーサー ラージ 006
Stig LindbergがデザインしたGustavsbergのBla Husar/ブローヒュサール。大きなティーカップ&ソーサーです。
Blaは「青」を、Husarは「騎兵隊」を意味しますが、日本の家紋のようだったり、エキゾチックに見えたり。不思議な雰囲気が漂います。
コバルトブルー寄りの青が鮮やかで、色の濃淡や模様の滲み具合に大きな個体差があるのが面白いところ。
バックスタンプはこのシリーズだけのもので、リンドベリらしい生き生きとした書体です。
フォルムはLLモデルで、BersaやLineaなどと同じ形。
こちらは容量約400ml・ソーサーもφ18cmという大きな作りで、珍しいアイテム。【参考画像】の通り、ティーカップ&ソーサーより一回り以上大きいくらいで、チョコレートカップ&ソーサー(ホットチョコレート用)としている場合もあります。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bla Husar/ブローヒュサール | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1968-1971 | |
サイズ: | カップW13.4(持ち手含む)×φ10.1×H6.7cm 容量約400ml ソーサーφ18.3cm | |
コンディション: | カップ外側とソーサー表面に少々の傷がありますが、色が濃くて傷が目立ちやすいBla Husarとしては使用感はだいぶ少なめ。全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 色ムラなどの画像を多数用意しましたが、Bla Husarとしては作りは良い方です。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地や釉薬の粗さ、歪み、色ムラなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 こういったコバルトブルーは画像での色合いの表現が難しく、赤味がうまく出ていません。実際は画像より青紫寄りに見えると思います。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。