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NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ Oiva Toikka special cube 001
フィンランドの代表的なガラスデザイナー、オイバ・トイッカがデザインしたガラスキューブ。
様々なガラス細工をクリアガラスの中に閉じ込める「ペーパーウェイト技法」を用いたもので、1970年代から制作をスタート。
1968年デザインの"ロリポップ"シリーズにも使われたペーパーウェイト技法ですが、ロリポップは脚を付けてガラスをつぶしたもの。
対してキューブは6つの面を丹念に研磨して仕上げた、美しい直方体。
狭い面と広い面のどちらを見せるかで印象が変わったり、斜めから見るとガラス細工が反射してより存在感が増したり。
複雑なガラス細工は小さな世界のようで、つぶさに眺めると没入感があり、とりわけ色の個体差が大きいのも魅力の1つです。
1977年からは2000個限定(1000個限定の1980年は除く)で毎年異なるアニュアルキューブの制作が始まり、2025年現在も続くシリーズ。
それ以外にも企業別注品やNuutajärvi・フィンランドなどの周年記念品など、数量限定のアイテムも多数制作されました。
こちらはスペシャルキューブ。
NIB(Nordic Investment Bank)による別注品(500個限定)と同じデザインですが、シリアルナンバーは無いタイプ。
バードの別注品でも時おり見かけますが、予備として限定数以上作っておいたものが余ったのでしょうか。
理由は不明ですが、「Oiva Toikka Nuutajärvi」のカットサインとシールがあるので、一級品として一般販売されたと思われます。
上部に白いリボンのような帯があり、下部はバードにも見られるフィリグリーガラスのような模様。
光に透かすと内側の黄緑色が見えてきます。
1988年のアニュアルキューブに似た構成で、Nuutajärviシールは「MADE IN FINLAND」とある1988-1992年頃のタイプ。
正確な年はわかりませんが、1990年前後の制作でしょう。
メーカー: | NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ | |
シリーズ: | Cubes by Toikka | |
デザイナー: | Oiva Toikka/オイバ・トイッカ | |
年代: | 1977- | |
サイズ: | W8×D6.6×H7.7cm 重量1068g | |
コンディション: | 底面の端1ヶ所にぶつけた傷(浅い欠け)があるのを考慮した価格。 置いた時には目立たず、残念な感じはしないと思います。 それ以外は良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | 微細な点や気泡、異物の閉じ込め、ガラスのシワや粗さ、歪みなどが製造時に発生しやすいですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 手作業による仕上げのため、ものによってわずかにサイズが異なったり、辺がわずかに斜めだったりします。 |

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