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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson Drabant No.3(婦人) 003
1967-1973年に制作されたリサ・ラーソンデザインの”Drabant”シリーズの陶板。4種類のうちでNo.3の婦人のデザインです。
drabantは直訳だと「近衛兵・王のボディーガード」ですが、重装備と軽装備の兵士が1種類ずつ、もう1種類は文官のようなデザインもあるので、「王に仕える者」という意味なのでしょうか。この婦人は給仕役だったのかもしれません。
いずれのデザインも凝った紋様をあしらっていて、婦人のドレスはとりわけ華やか。凹凸による陰影もあって見ごたえがあります。
No.1の文官以外はターコイズブルーが使われているのもポイントで、リサラーソンらしい少し重たさのあるトーンの配色が美しいですね。顔の表情にも印象深いものがあります。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Solros | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1967-1973 | |
サイズ: | W15.5×D2cm×H29cm 重量約800g | |
コンディション: | 目の下の点などの少々の作りの粗さ、背面下部の小さな薄い欠けを少々考慮した価格。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、素地や釉薬の粗さ、色ムラ、ペイント付着などが発生しやすいアイテムですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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