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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson Unik Dam(貴婦人) 002
リサ・ラーソンが1967年から制作をスタートした”Unik/ウニーク”シリーズの陶板、Dam(貴婦人)のデザインです。
Damは直訳だと「女性」という意味ですが、"Ryttare"のデザインにもあるような高貴な婦人をイメージしたと思われます。凹凸のある模様は華やかで、贅沢さが見て取れますね。そのあたりの表現方法もRyttareと似ています。
Unikシリーズは全部で9種類のパターンが作られましたが、各デザインとも配色が様々なのが大きな魅力。ブルー系・ブラウン系やグリーン系などが存在します。
また、同じような系統の色でも部分ごとの色が異なることも多いので、1枚1枚が個性的な仕上がり。1986年まで約20年間作られた人気シリーズでした。
裏面に「TACK FÖR SAMHÄLLELIG INSATS」(=Thank you for community effort)
「KONSUM STOCKHOLM」(生活協同組合と思われる)
と印字があるので、表彰か記念で贈られたものだと思います。
背景がブラウン系をよく見かける実感で、ブルー系はやや珍しい配色。
元々の金具が付いているのでそのまま飾ることができます。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Unik | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1967-1986 | |
サイズ: | W22.5×D0.8cm×H22.5cm 重量約1000g | |
コンディション: | 傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地の粗さ、釉薬の粗さ、歪みなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。