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【お取り置き品】GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Siljabla/シリヤブロー for SAS カップ 002
※お客様お取り置き品のため、在庫があっても購入しないようお願いいたします。
Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックスがデザインした、Gustavsberg・Siljablå/シリヤブローのカップです。
Siljablåとはこのような青い色の名前。濃いめのスカイブルーで花のような模様がで描かれ、茶色い小さい花も良いアクセントになっています。
こちらはSAS(スカンジナビア航空)のためにデザインされたもので、おそらくファーストクラスの機内食用でしょう。
ソーサーが無かったとは言い切れないのですが、SAS用のプレートが全てスクエア型であるのと同様に、機内で場所を取らないようにカップだけにしたと推測されます。
KrokusやAnitaのSAモデルと同じような素材・糸底の形ですが、ひと回り大きいサイズ感。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Siljabla/シリヤブロー | |
デザイナー: | Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックス | |
年代: | 1976-1978 | |
サイズ: | W11(持ち手含む)×φ8.4×H5.2cm 容量約200ml | |
コンディション: | 外側の所々に細かい傷がありますが、そのほとんどは光を当てないとわからない程度の軽い傷。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、素地や釉薬の粗さ、気泡跡などが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。