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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bersa/ベルサ ティーカップ&ソーサー 021
※保管中・イベント陳列中に微細な傷によるプリントロスが発生したので、最後(4段目左端)に画像を追加し(それ以外の画像には写っていません)、価格を1000円引きといたしました。
グスタフスベリ・Bersa/ベルサのティーカップ&ソーサーです。
スティグ・リンドベリが生み出した数多くの傑作の中で最も有名で、世界中で人気のデザイン。
一見単純な模様ですが、濃くて深い緑色と太くしっかりと描かれた葉脈に力強さがあり、一方で葉のぽってりとしたフォルムが少しかわいらしい印象も。男女問わず人気が高いシリーズです。
葉と葉脈の形がそれぞれ少しずつ異なるので、デザインが単調にならず生き生きとして見えるのもポイント。
近年の復刻版もありますが、フォルムや葉の配置が違い、オリジナルの方が濃く鮮やかな緑色。
バックスタンプの「BERSA」の文字と9枚の葉もオリジナルだけのものです。
ちなみにbersaの意味は「葉」では無く、「柵になっているような植木、もしくはそのエリア」というのが正しいようです。よくそこにテーブルを置いてティータイムを楽しんでいたので、それも含めてbersaと呼び、典型的なスウェーデンの庭の風景のことでした。
その植木にはライラックやツゲの木が使われることが多く、直線的な枝のデザインから、bersaはツゲの木がモチーフだったのかもしれません。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bersa/ベルサ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1960-1974 | |
サイズ: | カップW11.3(持ち手含む)×φ8.5×H5.9cm 容量約240ml ソーサーφ15.7cm | |
コンディション: | カップ・ソーサーとも傷は少なく、プリントロスはわずか。ベルサとしてはだいぶ良好なヴィンテージコンディションです。 模様の葉脈が端まで達している、1960年代後半までに作られたタイプです。 | |
注意事項: | ※微細な点/気泡痕/付着物/素地の粗さやシワ、プリントの歪み/色ムラ/にじみなどが発生しやすいシリーズです。全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください |
1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。