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NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ Vire(Spiral) 006
1952年にカイ・フランクがデザインしたVire/ヴィレ(別名Spiral)、高さ8cmの小さなベースです。
vireはbreeze(そよ風)の意で、"air filigree"(エアーフィリグリー=空気の線状細工)という製法で作られたガラス。
一般的なフィリグリーガラスは型に並べた棒状の色ガラスとクリアガラスを一体化させるものですが、こちらは空気で線を表現しています。
プレスガラス(型押し)と吹きガラスを組み合わせた造形の中に空気を仕込み、それをスパイラル状になるようねじるという複雑な製法で、高度な技術が必要とされました。
そのスパイラルは横から見るとクロスして網目状に見え、より輝きを放ちます。それがカイ・フランクの狙った視覚効果でした。
高さ5cmの小さなものから20cmのベースまで様々な形が作られ、平たいものはアッシュトレイという話もありますが、定かでは無いので一律にvase(つぼ・容器の意)としておきます。
色はクリア、ライラック(紫)とグリーン、ブラウン系も作られたようです。ひとくちにクリアといっても青や緑・黄味がかっていることがあったり、その他の色でもものによって濃かったり淡かったりします。
カットサインは「K.Franck Nuutajärvi Notsjö -53」。
| メーカー: | NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ | |
| シリーズ: | Vire/ヴィレ | |
| デザイナー: | Kaj Franck/カイ・フランク | |
| 年代: | 1952-1954 | |
| サイズ: | 上部W5.6×上部D4.8×H8.4cm 重量約170g | |
| コンディション: | 外側に付着物があるのを少し考慮した価格。 微細なものから細長いものまで、気泡の混入が何か所かに見られます。 傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
| 注意事項: | ※ガラスのシワや凹み、くすみ、気泡や異物の閉じ込め、歪み、外底の擦れ傷が発生しやすいアイテムですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |
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について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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