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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Viggen/ヴィッゲン カップ&ソーサー 012
グスタフスベリ・Viggen/ヴィッゲンのカップ&ソーサーです。
独特なデザインを多数残したマルガレータ・ヘニックスのデザインで、viggen=「稲妻」をイメージした模様がレトロかつモダン。
ブラックとブラウンという重たくなりがちな配色を、シャープに表現することでバランスの取れたデザインに昇華させています。
フォルムはスティグ・リンドベリがデザインし、EmmaやTahitiなど様々なシリーズに採用された定番の形。しずく状の高台が特徴です。
JulianaやKrokusなど彼女がデザインした他のカップ&ソーサーと同様に、このワンサイズのみでプレートなど他のアイテムは作られなかったようです。
製造期間が3年ほどで希少なシリーズ。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Viggen/ヴィッゲン | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ(フォルム) | |
Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックス(デコレート) | ||
年代: | 1973-1975 | |
サイズ: | カップW8.7(持ち手含む)×φ6.7×H6.5cm 容量約150ml ソーサーφ13.6cm | |
コンディション: |
この形のカップ&ソーサーによく発生するのですが、カップ持ち手とソーサーの表裏全体的に網目状の細かい貫入があるのを多少考慮した価格。 一時間ほど水に浸しましたが、一般的な貫入のように水分の染み込みが無かったので価格への影響は限定的です。 カップ外側とソーサー表面に少々の傷がありますが、ツヤ感はしっかり残っていて、Viggenとしては良い方。 全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、素地や釉薬の粗さ、気泡跡、プリントミスやプリントロスなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 ※特に、模様上の白い点や線が非常に発生しやすいです。それをプリントロスと言いますが、プリント時に発生したものと傷によるものとがあります。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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