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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Stina/スティーナ コーヒーカップ&ソーサー 003
Gustavsberg・Stina/スティーナのコーヒーカップ&ソーサーです。
四つ葉のクローバーのような模様がブルーでプリントされた爽やかな印象。桐の葉のようでもあります。
フォルムはプルーヌスやアスターと同じLLモデルでスティグ・リンドベリのデザインですが、デコレートデザイナーはわかっていません(リンドベリデザインなら、バックスタンプに名前があるはずです)。
サイズはこのコーヒーカップだけで、他にプレート17cmが作られました。
なかなか出会えない珍しいシリーズです。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Stina/スティーナ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ(フォルム) | |
年代: | 1962-1974 | |
サイズ: | φカップW9.5(持ち手含む)×φ7.7×H5.5cm 容量約140ml ソーサーφ12.3cm | |
コンディション: |
カップ内外・ソーサー表裏の全体に擦れ傷や細かい傷、カップ持ち手左下にぶつけた傷、その他作りの粗さがあるのを考慮した価格。 全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、素地や釉薬の粗さ、気泡跡、歪み、色ムラなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので予めご了承ください。 製造工程上プリントのぼやけや粗さがとても発生しやすいシリーズです。特にカップのフチ近くやソーサーによく見られます。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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