TOP > Helja Liukko-Sundstrom/ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム
TOP > ウォールプレート
ARABIA/アラビア ヘルヤ・リウッコ=スンドストロムの陶板 Crying Girl 002
ARABIA社でヘルヤ・リウッコ=スンドストロムが1978年にデザインした、"Crying Girl"の陶板です。
1962年にアラビアに入社、1967年にアートデパートメントに異動した彼女は、1974年から陶板の制作をスタート。2008年頃まで200種類近くものデザインを発表し、彼女の代表作となりました。
モチーフは、ペンギンやマグでも有名なウサギなどの動物から、花束、フィンランドの風景や人々の暮らしぶりなどさまざま。
光と影を巧みに表現し、しっとりとした独特の雰囲気は長年に渡って愛されてきました。
こちらの"Crying Girl"は彼女の陶板としては初期の頃の作品。同年に他に10種類がデザインされましたが、その多くがこちらのようなトーンの色彩で、冬のフィンランドらしさがあります。
題名からしても暗い雰囲気はありますが、少女が愛おしく見えてきて、何かストーリーを感じるようなシーンですね。
デザインは1978年ですが、カットサインには-「79」とあるので1979年制作です。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | ||
デザイナー: | Helja Liukko-Sundstrom/ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム | |
年代: | 1978 | |
サイズ: | W11.5×H11.8cm | |
コンディション: | 表面に微細な傷がありますが、光を当てたり近づけたりしないとわからない目立たないもの。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点/付着物/気泡痕/素地の粗さ/プリントミス/フォルムの歪みなどが発生しやすいアイテムです。全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
最近チェックした商品