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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Spisa-Ribb/スピサリブ コーヒーカップ&ソーサー 006
グスタフスベリのSpisa-Ribb/スピサリブ、オリジナルのコーヒーカップ&ソーサーです。
「Ribb」は「棒」という話もありますが、スウェーデン人によると肉の部位のリブのこと(あばら骨)で、「Spisa」は古いスウェーデン語で肉の意味。スウェーデン人が聞くとちょっとおかしな言葉だそうです。
シンプルな黒い線とブラウンの縁取りだけのシンプルなデザインですが、一本一本手描きされているので独特の風合いが。
復刻版も生産されていますが、オリジナルにだけバックスタンプに「SPISA-RIBB]とプリントされているのと、黒い線はオリジナルの方が太く力強く描かれています。
1950〜70年代の生産なので、線が多少雑だったり作りが粗かったりしますが、オリジナルにしか出せない味わいがあるのも確か。
復刻版は取扱店舗によって価格が変わりますが、オリジナルの方が価格が安いことが多いのも魅力の1つです。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Spisa-Ribb/スピサリブ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1955-1974 | |
サイズ: | カップW9.4(持ち手含む)×φ7.6×H5.4cm 容量約140ml ソーサーφ12.6cm | |
コンディション: | 多少の作りの粗さを考慮した価格ですが、カップ・ソーサーとも傷はわずかでツヤ感もしっかり残っているもの。 Spisa-Ribbとしてはなかなか良いヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、素地の粗さや気泡跡、歪み、手描きの線の粗さなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。