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NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ Harso 001
1950年代前半にカイ・フランクがデザインしたHarso、高さ15.5cmのベースです。
harsoは「ガーゼ」の意で、「ガーゼ製法」で作られたガラス。
ガーゼ製法とは、「ヘイズ(もや)加工」と「スパイクモールド加工」を組み合わせたもので、
・ヘイズ加工は、煤(すす)に晒すことでガラスにグレー色の層ができ、同時にごく微細な気泡を発生させる技法。
・スパイクモールド加工は、スパイク状の突起がある型にガラスを入れることで気泡を発生させる技法。並んで見える気泡がそれで、リズミカルです。
ヘイズ加工によるごく微細な気泡はじっくり観察するとわかり、まるで顕微鏡で細胞を見ているかのような、万華鏡を覗いているかのような、不思議な感覚を味わうことができる美しいガラスです。
グレーの濃淡に個体差があるのもヘイズ加工の煤によるものでしょう。
カットサインはありません。
| メーカー: | NUUTAJARVI/ヌータヤルヴィ | |
| シリーズ: | Harso/ハルソ | |
| デザイナー: | Kaj Franck/カイ・フランク | |
| 年代: | 1951-1956 | |
| サイズ: | 上部φ9.3×H15.5cm 重量約1000g | |
| コンディション: | カットサインが無いのを考慮した価格。ただ、その理由はわかりません。底が歪んでいて指で押すと少し震えたり(不安定な程では無い)、少々の作りの粗さはありますが、B級品と言えるほどでは無いように思えます。 外底の角に欠けとは言えないような微細な傷、外底に細かい傷、その他些細な傷はありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
| 注意事項: | ※ガラスのシワや凹み、くすみ、気泡や異物の閉じ込め、歪み、外底の擦れ傷が発生しやすいアイテムですが、全ての画像を用意したり説明したりしませんのでご了承ください。 |
用語の詳しい説明はこちら
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陶磁器・ガラス製品の個体差について
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について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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