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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson Unik Katt(ネコ/正面) 004
リサ・ラーソンが1967年から制作をスタートした”Unik/ウニーク”シリーズの陶板、Kattのデザインです。
Kattは「ネコ(cat)」の意味で、Unikのネコには正面から見たデザインと、しっぽを巻いて立っている全身のデザインの2種類があります。
こちらは正面のタイプで、ずんぐりむっくりなネコをリサ・ラーソンらしい構図で表現。前足をちょこんと揃えているのもかわいらしいです。
鳥と並んでUnikシリーズの中で最も人気が高く、現地の相場も他のデザインより高くなっています。
Unikシリーズは船やネコ・象など全部で9種類のパターンが作られましたが、ブルー系・ブラウン系やグリーン系など配色は様々。同じような系統の色でも部分ごとの色が異なることも多いので、1枚1枚が個性的な仕上がりです。
1986年まで約20年間作られた人気シリーズでした。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Unik | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1967-1986 | |
サイズ: | W22.7×D1cm×H22.7cm 重量約1000g | |
コンディション: | 少々の作りの粗さはありますが、傷はわずかで全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地の粗さ、釉薬の粗さ、歪みなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。