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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson Fjarilar(蝶の陶板) C 001
リサ・ラーソンがデザインしたFjärilar(蝶)の陶板です。
同サイズの陶板・Unikシリーズ(1967-1986)が有名ですが、Fjärilar(フャーリラール)は1972-1974年の短期間の製造で希少なもの。
2012年に限定生産で復刻されましたが、こちらはオリジナルです。
蝶のデザインは3種類でそれぞれの配色がある程度決まっていましたが、大きく異なる配色があったり、似ていても釉薬の色合いが少々違ったりと個体差があって味わい深い作品。特に蝶の胴体部分が立体的な造形です。
こちらのタイプはブルーの釉薬の色合いと細かい貫入が美しいですね。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Fjärilar | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1972-1974 | |
サイズ: | W22.7×D1cm×H27cm 重量約1200g | |
コンディション: | 傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | ※微細な点や付着物、気泡跡、素地の粗さ、釉薬の粗さ、歪みなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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