TOP > Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン
TOP > プレート
ARABIA/アラビア Raija Uosikkinen スクエアプレート25×21cm kauppatori 001
ARABIA社でライヤ・ウオシッキネンがデザインした長方形の飾り皿です。
一番上はヘルシンキの街並み。左側にヘルシンキ大聖堂が見える位置、カモメが飛んでいることから港のすぐそばにあるマーケット広場がモチーフでしょう。
二段目には野菜・フルーツ・パン・鶏・花・魚などを売る人々、その下にはおしゃれな格好で買い物をする人々が。最下段には様々な花瓶が並んでいます。
”Emilia/エミリア”シリーズにも見られるような彼女らしい細かい描写で、服や魚の模様をじっくり見ても飽きないもの。花屋さんの息子らしき少年がだいぶ変わった髪形です。
製造年代は不明ですが、1949-1964年のバックスタンプで、Emilia(1957-1966)似たタッチであることから、1960年前後の製造と思われます。
裏の"AL"はカイ・フランクがデザインしたALモデルという意味。
なお、15×15cmの小さなタイプは裏に紐を通す穴が空いているのですが、こちらは穴がありません。壁掛けをご希望の場合は、別ページでプレートハンガーをご注文いただくか(装着テスト済み)、市販のプレートハンガーや皿立てをご用意ください。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | |
デザイナー: | Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン |
年代: | 1960年前後 |
サイズ: | W25×H21×D3.7cm 重量約690g |
コンディション: | 表面に多少の傷がありますが、深くないものが多く、光に当てないと見えないようなもの。 作りはきれいで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |
注意事項: | ※微細な点/付着物/素地の粗さ/プリントミスなどが発生することがありますが、目立たない限り図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |
1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。
ユーズドということ
この商品は、北欧の一般家庭などで実際に使われていたものです。したがって、カトラリーの跡やくすみ・色あせ、食器洗浄機使用による細かいキズが見られる場合がございます。製造時の出荷基準について
当時の出荷基準および製造技術などにより、釉薬のとび、気泡、鉄分による細かい黒点、貫入(釉薬のヒビ)などが見られる場合がございます。また、多くの陶磁器の裏面には、焼成時の支柱跡が3ヶ所見られることがあります。陶磁器・ガラス製品の個体差について
焼成時の条件や釉薬、手描きということで同じ商品でも色合いや模様が異なることがあります。・について、目立つものはコンディション欄にてご説明していますが、明記しきれない小さなキズ・汚れがあることがございます。
について、違いが大きいものは別の商品として掲載していますが、在庫が2以上の場合は1点1点微妙に風合いが異なることもございますので、北欧ヴィンテージ食器の特性としてご理解いただいた上でお買い求め下さい。
※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。