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ARABIA/アラビア Krokus/クロッカス グレーリム コーヒーカップ&ソーサー 006
北欧に春を告げる花・クロッカスがデザインされたアラビアのKrokus/クロッカス。
1978〜79の2年間しか製造されなかったため、本国でも手に入りにくいシリーズです。
フォルムはFaenzaと同じEHシリーズで、少し角度のついた持ち手や広がったフチのデザインが特徴。デコレートデザイナーのエステリ・トムラにとっての代表作となりました。
こちらは、ソーサーのリム(フチ)にグレーのラインが引かれたタイプで、クロッカスの中でもとりわけ希少なものです。シンプルなモノトーンのクロッカスが、淡いグレーで引き立てられて柔らかい雰囲気が出ています。
春の息吹を感じさせる模様は、何だか元気が出てきそうですね。
メーカー: | ARABIA/アラビア |
シリーズ: | Krokus/クロッカス |
デザイナー: | Peter Winquist/ぺテル・ウィンクヴィスト(フォルム) |
Esteri Tomula/エステリ・トムラ(デコレート) | |
年代: | 1978-1979 |
サイズ: | カップ/W10.1(持ち手含む)×φ7.7×H6cm 容量約170ml ソーサー/φ15.2cm |
コンディション: | カップの模様1ヶ所にプリントの不具合、カップ・ソーサーに多少の傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |
注意事項: | ※Krokusシリーズは、素材の特性上微細な点が頻繁に発生します。また、グレーリムはグレーのライン上に点や色ムラがよく発生します。 それ以外にも素地の粗さ、、気泡跡、プリントの歪み/色ムラ/にじみ、わずかなシミなどが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんのでご了承ください。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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ユーズドということ
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陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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