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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Bersa/ベルサ 蓋付きのハンギングボックス 001
北欧ヴィンテージの代名詞的存在であるBersa/ベルサ、珍しいハンギングボックスです。
Bersaは数多くの作品をグスタフスベリの地にて生み出したスティグ・リンドベリのデザインで最も有名なもので、世界中にコレクターのいる人気シリーズ。
葉をデザインしただけの一見単純な模様ですが、深い緑色と太い葉脈が生命の力強さを感じさせてくれます。
模様はプリントですが、1リピートの中では葉と葉脈の形がそれぞれ少しずつ異なるので、生き生きとして感じられます。
近年復刻版が生産されるようになりましたが、この蓋付きボックスはヴィンテージ品のみ。バックスタンプに「BERSA」の文字と9枚の葉が刻印されているのもヴィンテージだけのものです。
ちなみにbersaの意味は「葉」では無く、「柵になっているような植木、もしくはそのエリア」というのが正しいようです。よくそこにテーブルを置いてティータイムを楽しんでいたので、それも含めてbersaと呼び、典型的スウェーデンの庭の風景のことでした。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Bersa/ベルサ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1960-1974 | |
サイズ: | W14×D13.5×H20.4cm | |
コンディション: | フタに、ダメージと何かの染み込みのようなものがあるのと、通常取り扱わないアイテムなので特別価格としました。状態が良ければ4万円前後はするかもしれません。 その他、多少の作りの粗さはありますが、ペイントロスは少なめです。 フタは開けた状態で固定できず、少し経つと重さでフタが自然と閉まります。 | |
注意事項: | ※微細な点が発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。 |
※フタを取り外しても使っても良いかもしれません。釘が使われていて外しづらいので、ご希望の方はご注文後にご相談ください。発送前に取り外します。
なお、フタなしでも価格は変わりません。


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。