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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson Larsons Ungar Malin 001
グスタフスベリ社、リサ・ラーソンの"LARSONS UNGAR(子ども)"シリーズ、Malin(マリン)です。
1962年からこのMalinを含む4種類、1964年からKalleとPelleも加わった全6種類のラインナップ。Susannaのみ2〜3年で終了しましたが、他の5種類は1980年頃まで制作されたものでした。
どれもぽってりと丸みを帯びたフォルムが特徴。こちらのMalinは実際には「マーリン」ですが、スウェーデン人の男性・女性どちらにも使われる名前。これは男の子なので、「カオルくん」みたいなものでしょうか。
ぼろぼろになっても大切にしているようなクマのぬいぐるみを連れて、指をしゃぶっているようにも見えて、とてもかわいげです。
顔や服のストライプは手描きで、髪の毛やぬいぐるみ、服などの色の出方も1つ1つ異なるので、味わい深い作品です。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Larsons Ungar | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1962-1980 | |
サイズ: | W11×D7cm×H18cm | |
コンディション: | 足に削れがあり、製造時にできたかあとでできたかわかりませんが、このシリーズによく発生するものです。微細で目立たないので、価格への影響はわずか。 指で押すと少し揺れるのですが、これもこのアイテムによく発生するもの。底にフェルトシールを貼って揺れを軽減させてあります。 傷はわずかで、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | 気泡痕や微細な点、色ムラなどが発生しやすいシリーズですが、目立たないものは画像や文章での説明はいたしません。 服部分の釉薬に貫入が入っていますが、このシリーズに頻繁に発生するもの。価格への影響はありません。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。