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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Emma/エマ ティーカップ&ソーサー ブラウン 005
グスタフスベリ社・Emma/エマのティーカップ&ソーサーです。
スティグ・リンドベリデザインのフォルムに、アザラシのオブジェなどの作品で知られるパウル・ホフがデコレートを担当したもの。
りんごの花と果実がふんだんに描かれており、華やかな作品です。
ややボタニカルアートのような写実的な描画ですが、にじみ具合や点で表現することによってやわらかな印象になっていますね。彼がデザインしたFleur/フルールというシリーズにも同じ作風が見て取れます。
経験上コーヒーカップ&ソーサーに比べてティーカップ&ソーサーはなかなか見かけないので、生産数が少なかったと思われます。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Emma/エマ | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ(フォルム) | |
Paul Hoff/パウル・ホフ(デコレート) | ||
年代: | 1971-1977 | |
サイズ: | カップW12(持ち手含む)×φ9.4×H6.8cm 容量約280ml ソーサーφ16.5cm | |
コンディション: | ソーサー中央の白い部分に対して、カップが少し小さいためカップが通常より少し動きやすくなっています。とはいえ、ブラウン003/004もカップが動かないわけでは無いので、価格への影響は限定的です。 カップ持ち手に貫入がありますが、細かくて目立たない上、持ち手だけにしか無いのでこちらも価格への影響はわずか。 その他作りの粗さや少々の傷はありますが、全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | このシリーズは微細な点が発生しやすいものです。画像以外にも点が見られる場合がありますが、目立たない限り画像は用意いたしません。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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