TOP > プレート
TOP > Veera/ヴェーラ
ARABIA/アラビア Veera/ヴェーラ プレート23cm 004
ARABIAのVeera/ヴェーラ、直径23cmのプレートです。
花柄はEsteri Tomula/エステリ・トムラがデザインしたものですが、グレイッシュなブルーと黒い線で落ち着いたイメージの花柄。
この色彩がフィンランドらしく、黒い細い線には彼女らしい作風が感じられます。
フォルムは"Eモデル"で、RypaleやGardeniaなど1970年前後によく採用されたもの。少し広めに取ったリム部分にデコレートを施しやすく、食べ物を乗せた時に華やかに見える形でした。
VeeraはEモデルの中でもだいぶ希少で、なかなか出会えないもの。また、釉薬の上にプリントがされていると思われ、傷によるペイントロスが起きやすいシリーズです。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Veera/ヴェーラ | |
デザイナー: | Goran Back/ゴラン・バック(フォルム) Esteri Tomula/エステリ・トムラ(デコレート) | |
年代: | 1969-1973 | |
サイズ: | φ23.4×H1.9cm | |
コンディション: | フチの焼成時の支柱痕部分にシミがあり、その中に削れか欠けのようなものがあるのと、表面の傷がかなり多い点を考慮した価格。 その他、模様のペイントロスなどがあります。 | |
注意事項: | ※このシリーズは、焼成時の支柱痕がフチの削れのようになっていたり、微細な黒点や薄いシミが出やすいものです。画像以外にもそれらが発生していることがありますが、目立たない限り画像は用意いたしません。 ※このシリーズは模様が釉薬の上にプリントされていると思われるため、固いスポンジなどで強くこすると色が落ちる可能性があります。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

用語の詳しい説明はこちら
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
最近チェックした商品