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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Matilda/マティルダ ボウル15cm 001
リサ・ラーソンがデザインしたグスタフスベリのMatilda/マティルダ、15cmボウルです。
同時代の似たシリーズにJosefin/ヨセフィンのカップ&ソーサーがありフォルムが同じですが、Josefin/ヨセフィンがカップ&ソーサーだけだったのに対してMatilda/マティルダは10種類以上のアイテムが作られました。
さらに資料によると"VARIOUS(その他)"としかくくられていないイレギュラーなアイテムがあって模様もさまざま。
多くは塗りつぶされた青い丸ですが、こちらは丸の間に線が入っていたり、ブタ型のキャンドルスティックはリンゴのような模様だったりと、色々なデコレートをリサが試していたかのよう。
ハンドペイントによる青い模様はKarolinシリーズにも通じるような東洋の趣を感じさせます。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Matilda/マティルダ | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1960年代 | |
サイズ: | φ15.5(持ち手含む)×H6cm | |
コンディション: | ペイントのミスや青い顔料の付着などはありますが、作りはきれいな方。内側に少々の小傷、フチに微細な傷がありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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