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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Lisa Larson AFRIKA Tiger(タイガー) 001
リサ・ラーソンによる"AFRIKA/アフリカ"シリーズのTIGER(タイガー)です。
1960年代にデザインされ、3サイズのライオンとタイガー・象・ロバの計6種類が作られました。
タイガーは現行品もありますが、体型や顔・色など全く別ものと言えるほど。1965-1975年製造のヴィンテージは、頭にかけてやや低い姿勢になっているのと、ミルクコーヒー色の体、柔和な表情が特徴です。
背中の釉薬の色がこちらのような濃い茶色だったり、黄土色だったり。素焼きの肌の部分の色にも個体差があります。
額に薄いシワのようなものが浅く彫られていて、光の当たり方によって表情が変わってくるのも愛らしいところ。
全体的に丸みを帯びたフォルムと、優しい顔でとてもかわいらしいトラになっています。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | AFRIKA | |
デザイナー: | Lisa Larson/リサ・ラーソン | |
年代: | 1965-1970 | |
サイズ: | W26.5×D8cm×H7.8cm | |
コンディション: | 右後ろの腹と左後ろ足に削れがありますが、物理的にどこかに当たる位置では無いので、製造時にできたものと考えられます。 茶色いペイントの付着など少々作りの粗さはありますが、顔の描き方や色合いなどを含めて作りはきれいな方。 全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | お腹の2ヶ所にある小さな穴は、製造工程上で開けられたものです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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