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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Maxim/マキシム カップ&ソーサー ブラック 004
グスタフスベリ社で1960-1963年に作られたMaxim/マキシム、ブラックのカップ&ソーサーです。
フォルムはスティグ・リンドベリ、デコレートはビビ・ブレガーで、ぐるりと描かれた繊細な葉が特徴的です。プリントによるものですが、よく見ると枝もとても細かい描き方です。
葉は羽のようでもあり、ふわっとしたフォルムと一体化して軽快な印象ですね。ブラックというよりは濃いめのグレーが落ち着いた表情で、優しい雰囲気も感じられます。
カップ&ソーサーはこのワンサイズでした。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Maxim/マキシム | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ(フォルム) | |
Bibi Berger/ビビ・ブレガー(デコレート) | ||
年代: | 1960-1963 | |
サイズ: | カップ/W8.9(持ち手含む)×φ7.1×H5.6cm 容量約110ml ソーサー/φ12.2×H1.7cm | |
コンディション: | カップ高台に凹みと欠けが1つずつある点を考慮した価格。 カップ持ち手の貫入は目立たず、持ち手だけなので価格への影響はほとんどありません。 その他、ソーサー表面にやや多めの小傷がありますが、全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 | |
注意事項: | このシリーズはソーサーのフチ数か所に、焼成時の支柱跡が削れのように発生します。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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