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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Red Aster/レッドアスター コーヒーカップ&ソーサー 005
スティグ・リンドベリデザインのグスタフスベリ・レッドアスターのコーヒーカップ&ソーサーです。
Aster=「菊」が大胆に描かれており、スティグ・リンドベリの代表作で非常に人気の高いシリーズ。状態の良いものは少なくなっており、本国でも価格が高騰し入手が難しくなっています。今回は4年ぶりくらいに出会うことができました。
復刻版も生産されていますが、ヴィンテージの方が絵付けが濃く鮮やかで力強さがあるのが特徴。カップ裏面に「RÖD ASTER]とプリントされているのはヴィンテージだけです。
目を奪われそうな真紅の赤は、一瞬でその場の空気を変えてしまいそうな強烈な存在感があります。決して派手だけではない赤なのも北欧らしい色の感覚で、奥行きのあるカラーだと思います。
ヴィンテージだからこその味わいを存分に楽しめるカップ&ソーサー、お探しだった方はお早めにどうぞ。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Red Aster/レッドアスター | |
デザイナー: | Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ | |
年代: | 1962-1974 | |
サイズ: | カップW9.4(持ち手含む)×φ7.7×H5.4cm 容量約140ml ソーサーφ12.3×2.1cm | |
コンディション: |
・カップ持ち手の付け根に亀裂のようなものがあります。この時代のグスタフスベリのカップにたまに見られるもので、完全に釉薬が掛かっていて爪が全く引っかからないので、製造時にできたものと考えられます。通常のものと強度に差は無いと思われますが、その点を考慮した価格です。 ・ソーサー表面に水玉模様のようなものがありますが、光を反射させない限り見えないもの。ソーサー裏にもわずかに見られるので、製造時に釉薬に不純物か何かが混ざったのかもしれません。 ・その他はカップ高台が荒れていて、ソーサー表面のフチに薄い汚れ、くぼみ近くに薄い青のペイント付着、中央に少々の小傷がありますが、ペイントロスはごくわずかなものです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。