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GUSTAVSBERG/グスタフスベリ Jasmin/ジャスミン カップ&ソーサー グリーン 006
グスタフスベリの"Jasmin/ジャスミン"、グリーンのカップ&ソーサーです。
Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックスによるもので、チューリップ柄のJulianaや不思議な模様のGalejanなどで一風変わった独自の美的センスを表現したデザイナー。フォルムはあのLisa Larsonで、高台に欠けてすぼまった形が特徴的です。
ピンク、イエロー、グリーンがそれぞれ作られましたが、3色展開はこの時代なかなか珍しいですね。同時代に同じJasminの名で、違うデザインの花柄(ブルー)が作られたのも少し不思議なところです。
カラーリングは鮮やかな色を使ったうえで、花弁の金色がアクセント。素地が真っ白に近く、清廉で可憐な雰囲気に仕上がっています。
メーカー: | Gustavsberg/グスタフスベリ | |
シリーズ: | Jasmin/ジャスミン | |
デザイナー: | Margareta Hennix/マルガレータ・ヘニックス | |
年代: | 1970年代 | |
サイズ: | カップW9.6(持ち手含む)×φ7.1×H7cm 容量約150ml ソーサーφ13.5cm | |
コンディション: | カップは持ち手左に金メッキの点付着、フチに滑らかな付着物、高台に釉薬のかかった削れ、内底に薄いシミがあります。その他はソーサーにわずかな小傷がありますが、全体的には良好なヴィンテージコンディションです。 |


1600年代にレンガ工場を興したことから始まったGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を開始。
1917年にはウィルヘルム・コーゲをディレクターに招き、優れた美術的作品を作る一方で実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーとなりました。1942年にはアートスタジオを設立、1949年にスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任してからも、弟子のリサ・ラーソンなど多くの優秀なデザイナーによって、美しい作品が次々と発表されてきました。
特にリンドベリの生み出したテーブルウェアは、シンプルなフォルムに遊び心のあるデザインが施され、実用性も兼ね備えていたため、スウェーデンの一般家庭に広く浸透することになります。現在グスタフスベリ社はバスタブやトイレなどの衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、今でも昔ながらの工房でリンドベリの復刻版などが作られています。
50年代以降に作られた食器類は素朴な風合いがあり、現代でも十分通用するロングライフなデザインは根強い人気を誇っています。
日本はもちろん世界各国にコレクターがおり、その輝きは人々を魅了してやみません。
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ユーズドということ
製造時の出荷基準について
陶磁器・ガラス製品の個体差について



※ヴィンテージ食器については、当店は食品衛生法が求める検査を行っておらず、「装飾品」としての輸入・販売となります。
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