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ARABIA/アラビア Filigran/フィリグラン カップ&ソーサー ブルー 002
アラビア社で1965-1975年に作られたFiligran/フィリグラン、ブルーのカップ&ソーサーです。
filigranとはフィンランド語で「金や銀の透かし細工、線状細工」という意味で、非常に細かい模様がデザインされています。
こういった作風は、やはりライヤ・ウォシッキネン。繊細な模様の表現に長けた女性デザイナーでした。
フォルムデザインも同じく彼女で、EKモデルと呼ばれるもの。逆三角形のカップが上品で優雅な雰囲気です。
もう1色のゴールドに比べて、ブルーのプリントは少しにじんでいて、マイルドな色合いも含めてやわらかな印象になっています。
メーカー: | ARABIA/アラビア | |
シリーズ: | Filigran/フィリグラン | |
デザイナー: | Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン | |
年代: | 1965-1975 | |
サイズ: | カップ/W9.7(取っ手含む)×φ8.2×H6.1cm 容量約120ml ソーサー/φ12.1cm | |
コンディション: | カップフチとソーサー表面に微細な点がありますが、目立たないもの。その他の傷はわずかで全体的に良好なヴィンテージコンディションです。 |


1873年にヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されたARABIA/アラビア。
1900年のパリ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍世界に名が知られるようになりました。
世界恐慌や二度の大戦を国内生産へのシフトで乗り越え、フィンランド内で確固たる地位を築いていきました。
大きなターニングポイントは、1945年にKaj Frank/カイ・フランクを製品開発の職に任命したこと。
以降、数多くの優秀なデザイナーによって魅力的なプロダクトが生み出されてきました。アラビアの特徴は、高い表現力による独特な絵付と、庶民の生活に重点を置いた使いやすく実用的なフォルム。
日照時間が少なく、家の中で過ごすことが多い北欧の家庭に受け入れられるべく、さまざまな知恵が絞られてきました。歴史が育んできたタイムレスで美しいデザインは色褪せること無く、世界中で愛され続けています。
アラビア製品の心地良さを、ぜひ実感してみてください。

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